2014年04月21日

SideStory:Six Cards

それは、ある新月の夜のことでした。
バーのスマホが高らかに着信音「デスマーチ」を奏でたのです。
当然、バーは応答を選択しました。
それが間違いの始まりだったのです…。

「もしもし、ひつじのバーですの」
「あ、バー様ですかー。えっと。お久しぶりですー」
「そのしゃべり方…もしかして、某あおいあくまさん!?」
「はいー。(ノイズ)ですよー」
「あなた、3年もどこに行ってたの!?」
「えっと、ちょっと電脳界から間違って魔界に入ってしまいましてー」
「間違えすぎ!」
「まー、ふるさとみたいなものですしー。特に不自由もしてないですしー」
「ほんっとにまぁ…」
「そうそう、それで、ちょっとお願いがあるんですよー」
「なんですの?」
「実は今、魔界には6つの勢力がありましてー。荒れてるのですよー」
「魔界ですからねぇ」
「それで、どこからぶっ潰すじゃなかった、話し合いの場を持つのか悩んでいるのですー」
「どうせ全部潰すつもりでしょうから、どこからでもいいですの…」
「えー、(ノイズ)はそんな怖いことできませんよー」
(なぜか、名前のところにノイズが入っているようですの。大人の事情怖いですの)
「それで6つの勢力ですケド、1つ目はぺんぎん軍」
「ぺんぎん?ずいぶんかわいい名前ですの」
「ところがどっこい、あなどれないのですよー。実は他の軍も、いくつかはぺんぎん軍から独立して誕生していたりするんですよねー。現状、最大勢力に近いですー」
「で、他の軍は?」
「2つ目は、勝利軍」
「いきなり強そうな名前っ!?」
「一時期は飛ぶ鳥を射殺す勢いだったのですケド、最近はちょっと落ち目ですー。ただ、勝利軍には最強の兵士がいましてー。バー様は妖精について、どのくらい知ってます?」
「バンシーとかニクシーとかケットシーとかピクシーとか、マイナーどころでリャナンシーとか?」
「そうそう。勝利軍には、弓というか、機械弓?エクセレントな機械弓の妖精がついていましてー。これが強いのですよー」
「それはさぞかし遠距離攻撃が得意な軍ですの」
「そうなんですよー。その妖精の名前がエクセルボウガンシー」
「…なんか、聞いたことがあるような…」
「3つ目の軍は」
「りんご軍?」
「違いますー。マクド軍ですー」
「そっちでしたの…」
「その軍は、独占が強い軍ですねー。全て自分のところでコントロールしていないといけない、みたいなー。性能はそうでもないのですケド、かっこいいトカ、そんな理由で所属している悪魔が多いですー」
「あー、わかりますの」
「4つ目はアンドーナッツ軍ですー。なんかお菓子い悪魔の集まりらしいのですケド。最近、ちょっと羽振りがいいんですよねー。」
「もしかして、緑色の悪魔が大将で、アイスクリーム隊、カップケーキ隊、エクレア隊なんかがいますの?」
「そうそう、ロボロボした感じのですー。まだ説明していないのに、よくわかりますねー」
「パターンが読めてきましたの。5つ目は小悪魔軍あたりですの」
「5つ目は狂牛軍ですよー」
「狂牛?あ、BS…げふんげふん」
「昔は網もって駈けずりまわっていたのに、最近は自由だ自由だ!とか、開け開け!と叫んでいるようですー」
「すごく前に自由なほうを使ってましたの…」
「6つ目は」
「火の鳥あたり?」
「いいえー最近その名前を聞きますケド、まだまだ文字通り烏合の衆ですよー。6番目は筋肉むきむきのオトコだけで構成される、マッチョな軍ですー」
「マッチョ?筋肉?」
「その名も超漢児軍ー」
「うわ、まだあったのそれ」
「まー、そんなわけで、6つの軍がいるのですよー。それで、6つの軍に1回ずつは交渉するのに順番を決めないといけないのですケド、組み合わせ調べたら結構たくさんあるじゃないですかー」
「6つの軍に1回ずつだから6の階乗通り、720通りですの」
「それを全部出して欲しいんですよー」
「じゃあ今から書きますの」
「あ、それをですねー。Javaプログラムで出してほしいかなー」
「魔界でJavaが使えますの?」
「そのままじゃできないのですケド、コードがあれば出力できるんですよー」
「魔界にIT化の波が!?」
「これは友達のマッくんが作った仕組みなのですケド、まずはエビルフィールド、邪場という結界を作って、そこに仮想的な魔神を召還して、その魔神に魔神語を読ませると結果が出るんですー。邪場バーチャル魔神ですー」
「なにそれかっこいい!」
「マッくん、Javaを魔神語に変換するのに苦労してましてー。今のところライブラリがjava.langとjava.utilとjava.ioしか実装できてないんですよー」
「その3つがあれば余裕で組めますの」
「あと、クラスはメイン文以外は使えませんー」
「メイン文以外は使えない?」
「そうですー。それから、メイン文の中で匿名クラスなんかも使えないですー。Javaは7準拠ですー。ほんとは8で宇宙語対応したかったのですケド」
「宇宙語…ラムダ式のことですか><」
「そういうわけで、よろしくお願いしますーマッくん…マックスウェルくんも待ってますのでー」
こうして、バーはそんな言語仕様でのコードを書く羽目になりましたの。
でも、main文しか使えないと必殺の再帰が書けない(注)ですの…
こうなったら、誰かに解いてもらいますの。
ブラウザにはちょうどCodeIQが…


(注)args上手く利用すれば書けますが、酷いコードになりますので書きませんの。
posted by バー at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CodeIQ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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